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新しいことを始めるということ② [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 今やっていることを止めて何か新しいこと(別のこと)を始める。

 ではなぜ、新しいことを始めるのでしょうか。


 2つ目は“達成”です。

 成し遂げたから、ステップアップして別のことを始めるケースです。

 目的を持ってそれが達成できたことで、次の事に取り組んでいきます。

 高校を卒業したから大学に入学することも、達成の一つかもしれません。

 しかし、達成とはやり遂げてそこで自分が得られることが無い状態になったことだと私は思います。


 営業の仕事に就いた人の話として、「どうして、うまくいっている仕事を辞めたの」

 「まだ新人なのにいきなり成績がトップになったから」という話があります。

 お金を稼ぎたいという目的ならば続けたかもしれない仕事ですが、そこで得るものが無いと思ったからでしょう。

 本人に別の部署で活躍したいという願望があれば続けたかもしれませんし、会社側からしたら配置転換をしてあげれば辞められないで済んだかもしれません。


 まだまだやりたいこと、やり残したことがあるのに新しい事が始まってしまうのは心残りなものです。

 まだやり切れていないのに別の部署に配置転換ということがあると思います。

 それは、さらに自分を伸ばせる環境になると考えてそこで精一杯やることだと思います。

 結果が出ていなくても、大切なのは自分なりにやれたかだと思います。

 その上での配置転換ならば、次につながるからです。

 次につながらないのは、何もやっていないとか、何もわかっていないとかの頑張っていないで結果が伴うケースです。


 勉強でも解っていないのに答えが合っている子は伸び悩むことになるのです。

 だからこそ、大切なのは結果(正解)ではなく過程(理解)なのです。

 諦めずに精一杯頑張った人は、間違いなく結果が出なくても次に進むと良いことが待っています。


 別の事を始めることは誰でもあることですが、何をやってもうまくいかない人には原因があります。

 目的を持つことと決して諦めないこと、そして大切なのは結果よりも過程です。


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新しいことを始めるということ① [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 今やっていることを止めて何か新しいこと(別のこと)を始める。

 ではなぜ、新しいことを始めるのでしょうか。

 その理由は色々あると思いますが、ここでは大きく2つの理由で話を進めてみます。


 1つ目は“断念”です。

 うまくいかないから、諦めて別のことを始めるケースです。

 目的を持って始めた事であるならば、諦めずに成し遂げるために方法を変えて挑戦する事ができるはずです。

 問題なのは、目的をもっていなことや、目的を持って始めたにせよそれ自体を達成する事をあきらめてしまうことです。

 そうなると、『一事が万事』。

 何事も目的を持たないで行動する人生、目的を持って初めても成し遂げる前に諦めてしまう人生を送ることになるかもしれません。

 目的を持って始め、一生懸命にやったのにうまくいかず、別の方法を試みてさらに頑張ったのにうまくいかないということもあります。

 しかし、諦めてはいけません。

 さらに、酷かもしれませんが別の方法で挑戦することです。

 それが困難であるならば、目的を上げることかもしれません。

 うまくいかないのに、「さらに目的を高くするのか」、「高くしたら達成が困難になる」と思われるかもしれませんが心配ありません。

 例えば、医療に従事して病気で苦しむ人を助けるという目的を、苦しんでいる人を助けるという目的にするのです。そうすると医者や看護師になるという方法で苦しむ人を助けるのではなく、助ける別の方法が増えることになり、人生の選択肢が増えるのです。



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変更するということ  [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 前回、「長続きしない」ということについて書きましたが、長続きしないことは悪いことではなく、うまくいかなければ変更することは当然です。

 ただし、変更にも色々あると私は思っています。

 その時の状況で変更する場合は、その時の気分で変更する行き当たりばったりではなく、まず変更する前に決めておいて変更することが望ましいと思います。

 まず決めておくことが大切なのは、何を目指して何をしたいのかを自分の中で明確にできるからです。

 それらが明確ならば、状況に応じて手段を変更できるからです。

 手段は変更しても目指すものの変更はしてはいけません。

 ゴールを目指していく場合、そこに行く方法はいくつかあります。

 1つの方法ではゴールにたどり着けないと判断したら、別の方法で行けばいいだけです。

 しかし、方法を変更することでゴールにたどり着けなければ意味がありません。

 決めることは変更するためにあります。


 旅行でも、スカイツリーに行きたいと出かけてきたのに電車が止まっているから、ホテルから近くの東京タワーに行って帰ってきたとしたら、何のために旅行に行ったかわかりません。

 交通手段を変更するなり、スケジュールを変更していくことができるはずです。


 勉強も同様です。

 志望校合格のための学習計画(カリキュラム)を組むのは変更するためです。

 計画通りにはなかなかいきません。

 思ったより数学に時間がかかったならば、その時間をどうやって捻出するか考えます。

 学習法を変えたり、学習内容を変えたりして学習計画を変更します。

 しかし、志望校の変更はありません。


 変更できないのは目的であり、変更できるのは手段です。

 何かを実現するためには目的をもって実行することが大切です。






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長続きしないということ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 新しく何かを始めても長続きしないということはありませんか。

 長続きしないことが悪いことではありませんが、長続きしないことに問題があるかもしれません。

 始めたことの目的が曖昧だと長続きしないことがあります。

 何となく始めた場合でも、それにのめり込み、そこに価値観を見いだせれば続けられるかもしれませんが、そうならなければ途中で止めてしまうケースがあります。

 「私のやりたいことは別にある」と今やっていることを止めて、新たなことに取り組んだとしても、新しいことの目的が無ければ同じことの繰り返しです。

 もし目的がなく何かを始めたとしたら、継続していくことで何かを見つけられることがあります。

 やり始めたら最後まで諦めずにやり抜くことが大切だと思います。

 塾生でも「この子は一旦始めたら最後までやろうとする」と言う子がいますが、その子たちに共通して言えることは、どんどん人として成長していく子だということです。

 学習塾を転々として当塾にやってくる子がいます。

 その子たちは自分ではどうしたいのか、何を目指しているのか、はっきりとしたものが見えずにフラフラしているように感じられることがあります。

 従って、参加するにあたり目的と目標を確認して、参加した後には成長を実感できるように声かけをしています。

 目的をもって始めること、(目的が解らなくても)始めたら最後までやり抜くことが、自分の未来につながると思います。



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