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感謝 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 令和3年は私にとってどんな年だったかと考えると・・・

 まず、東京オリンピックが開催されたことが思い浮かびます。

 スポーツ好きの私はずっと前から楽しみにしていましたものでした。私は絶対に観戦したいと思い応募した結果、見事にチケットをゲット。

 しかし、新型コロナウィルス感染拡大のため無観客。父母にも見せたいと思っていたのにがっかりです。

 しかも、海外での開催ならば時差の関係でテレビ観戦が可能だったりするのですが、東京開催なのでテレビ観戦も仕事の時間と被ってしまい思うように見られませんでした。

 本当にオリンピックは地元で行われたのかどうかピンときません。


 そして、一番の出来事は、いぶき学院の新教室移転です。

 今年の1月から移転先を探し始めて決まったのが7月。そこから、夏期講習を挟んで9月に引っ越し、10月に完全移転となりました。

 今はだいぶ落ち着きましたが、引っ越し前後はバタバタしておりました。

 いつも、そんな時に“人って本当に有難い”と思うのです。

 今回の移転に当たり沢山の人に助けてもらいました。感謝するしかありません。

 塾生たちに保護者様も急な移転にも関わらず、ご理解いただき有難かったです。

 このブログを読んでいただいている皆様にも感謝申し上げます。すごく励みになりました。

 令和4年は、この感謝の気持ちを忘れずに、皆さんに恩返ししたいと思います。

 皆様ありがとうございました。


令和3年12月31日




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高校受験、最強の問題集は? [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 高校受験だけではありませんが、受験生にとって最強の問題集、一番学力がついて合格に導いてくれる問題集は、「過去問」です。

 高校入試の問題集は色々なものが出版されています。

 中には素晴らしい問題が掲載されていることもありますが、それでも最強は「過去問」です。

 入試問題は一般の問題集の問題と異なり、ずっと残るものであり、まして公立高校の問題は作問する人が最高の問題を作ろうとして、作ったものです。

 だから、問題集としての「過去問」は最強です。

 従って、受験生は「過去問」演習をすることが学力をつけるためにも重要となります。

 学力以外にも問題に慣れることも重要です。

 「過去問」は公立、私立とそれぞれありますが、その問題の流れをつかみ、合格点を取る作戦、つまり得点を取る問題と捨てる問題を選ぶことや、大問の構成も確認したいところです。

 大問の構成と言うのは、(1)ができないと(2)ができないのか、(1)と(2)は独立しているのか、(1)ができなくても(2)のヒントとしてつかえるのかどうかです。

 そこを知ることで、本番の試験での作戦が変わってくるのです。


 では、「過去問」演習はどのようするかですが、都立高校で言うと市販されている問題集は過去7年間分です。

 全部解くのに、1教科1回の制限時間は50分ですから、7年×5教科×50分=1750分(約30時間)かかることになります。

 およそ30時間と言うことは、1日に5時間やると6日間。つまり1週間で終わる計算になりますが、過去問演習はそんな単純なものではありません。

 それでは、ただやっただけであり、学力もつきません。

 過去問演習では、何となくできた問題、あと少しでできた問題を、できる問題に変えていくさぎょうをします。

 過去問は3周りはやりたいところです。

 1周り目は、演習後に答え合わせをして、間違ったところを見直すことは当然として、必ずやることとして、絶対にできる問題◎と、できたけど怪しい問題○、あと少しでできそうな問題△、できない問題×に分類します。

 ここまでやるのに、1教科50分のテストですが、実際には2時間~3時間かかります。

 もし、3時間かかったとしたら1日に1教科ずつやったとして、35日間かかりますから12月1日から始めて12月中に終わればまずまずかもしれません。

 ただし、それは教科書の内容が終わっている場合であり、過去問は中学生の内容全てかせ絡み合っていますので、教科書内容が終わっていないと過去問演習に入れません。

 12月中に教科書内容が終わったとすると、過去問演習が1月となりますので、まず教科書内容を終わらせることです。

 さて、2周り目ですが、今度はできたけど怪しい問題○を◎に、あと少しでできそうな問題△を○や◎に、できない問題×を△や○にすることを目標に行います。

 1周り目に解説を読み考えやり直しもしていることが前提です。

 従って、2周り目では○→◎、△→○が増えていくはずです。

 絶対できる問題のやり直しはしませんから、1周り目より時間が短縮できるはずです。

 そして、解説を読み理解を深めやり直しもして、3周り目に入ります。

 できれば2周り目で完全に自分の合格点を上回る◎の数になっていることを目標として、3周り目ではそれを完全に超えるようになると良いでしょう。

 過去問を有効に利用して志望校合格を目指して頑張りましょう。



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企業の役割 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 学習塾も1つの企業です。

 そして、企業の役割は「社会貢献」だと思うのです。

 「社会貢献」の方法は企業によって異なり、豊かさの提供、勇気や元気を与えること、困っている人を助けること・・・など様々です。


 学習塾の社会貢献は人づくりだと思います。

 子供達が人として成長していって、未来の夢を叶えることで「社会貢献」をしてくれれば、こんなに嬉しいことは有りません。

 他人に「ありがとう」と言われる人間。そして笑顔があふれる人間になって欲しいと願います。

 その為に、我々は志望校合格と言う子供達の1つの人生の通過点を共有しています。

 受験は真剣に望むことが出来るものです。

 真剣に望むからこそ、多くのものを学ぶことが出来ます。

 頑張ることの大切さから、結果ではなく過程が大切だとわかると思います。

 落ち込むことが、強さを身に付けてくれます。

 考えることで、普遍的な問題解決能力が身についていきます。

 暗記することで、多くの知識を得ることが出来ます。

 努力することで、自信がつきます。

 結果を受け止め前に進むことが、一生涯成長できる人間へ誘います。

 志を持つことで、夢が実現できることを知るかもしれません。


 また、学習塾は企業として働いているスタッフ(先生)も子供達と同様に、将来「社会貢献」ができる人になってもらいたいです。

 授業をしてその対価として給与もらうだけではなく、使う方も働いたことに対して給与を払うだけの関係ではなく、働いて良かったと思える関係を持ちたいものです。

 授業にやり甲斐を感じ、自分の人生にプラスになるような生き甲斐を持てる学習塾でありたいです。


 子供達が志望校に合格できるよう最善を尽くしますが、ただ志望校に合格させればいいとは考えたくありません。

 レベルの高い学校に合格させることと、その子の将来の為になる学校とは異なるからです。

 合格後の長い人生を幸せに生きて欲しいと考えて、今を精一杯付き合っていきたいです。


 スタッフの労働条件をきちんとして給与を支払うことはしますが、合理的に割り切ること(言われたとおりにやっていればいい)はしたくは有りません。

 子供達と同様に今後の人生を幸せに生きて欲しいので、モノの考え方や見方なども含めて人として高めていけるように接していきたいです。


 企業はお客様も務めている人も町中の幸せを創っていくものだと思うのです。

 少なくとも私はそう考えてこれからも生きていきたいです。

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学力がついても合格できない “合格の秘訣” [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 どんなに勉強をしても、偏差値が上がらない。

 学力がついたと思っても、模擬テストの結果は変わっていない。

 それらは、学力と得点力が異なることから起きるものです。


 私が自動車の免許を取得した時のことです。

 自分で言うのも何ですが、路上教習を受けている自分が本当にへたくそで、このまま免許を取って1人で道路を運転することを想像すると、ぞっとしてしまうほどでした。

 従って、ついに次は卒業検定という日のことです。

 私は卒業検定を受ける気が無く、もっと練習をしてからと思っていたのですが、教官の一言で卒業検定を受ける決断をすることになります。

 その一言は「どうせ受からないだろうけど受けてみるか」です。

 そして、卒業検定を受けた私はギリギリ合格となり、本試験に向かうことになります。

 へたくそでも合格はできると私は思っていました。

 自分でもできることは全てやり、運転がへたくそでも、走りがスムーズでなくとも、ゆっくりと確実に安全確認もしっかりやりました。

 教官の「ちぇっ、合格だよ」という言葉に、心の中でほくそ笑む自分が有りました。

 ただし、予想通り路上で運転を始めた私は、事故こそ起こしませんでしたが、毎日クラクションを鳴らされ、「へたくそ」と怒鳴られ、かなり危険な経験をすることにもなりました。

 やはり実力をつけて合格したいものですね。


 私が免許を取れたのは、自分ができることだけは間違えないようにしただけで、できないことはできなくてよいと思い、とにかく目標である合格点を取ることに集中したからです。

 私は試験も同様であると思っています。

 合格するには高得点は必要が無いこと、必要なのは合格点であることを忘れてはいけません。

 いつも、自分ができる問題は絶対に落とさないことだけ考えればいいのです。

 少し学力がついてきたと思うと、いつも手を付けなかった難しい問題に手を付けて結局できない。

 しかも、いつもできていた簡単な問題でミスをする。

 かえって偏差値が下がってしまう。

 学力はついているのに、偏差値が下がるという現象が生まれます。

 そうなると、時として自信を無くし、やる気も無くし、志望校のランクを下げるということにも成り兼ねません。

 今の自分の学力で、できる問題だけ確実に間違えずにクリアすることを考えてみてください。

 終わった模擬テストを出してきて答案を見て、できる問題でミスはなかったか、できない問題に時間をかけて(手をつけて)しまっていないかを確認してみましょう。

 もし、できない問題をやらずに、できる問題が全部正解ならばと考えてみてください。

 偏差値は上がっている人は結構いるのではないでしょうか。

 頑張って勉強をして、学力がついたなら、その学力相応の出来る問題を確実に取っていくようにしましょう。

 志望校合格の秘訣は、当たり前ですよね。

 自分ができる問題を確実にとることです。

 目指すのは高得点ではなく、“合格点”です。



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ずっと遠くを見て(2)「すそ野を広げる」 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 中学2年生は、精神的に大人となっていく年代であり、勉強の意義や勉強をする理由、そして学ぶことの大切さと学び方を伝えていきます。

 問題の解決方法についても指導していくことで、全ての勉強以外の問題解決にも役立てるようになります。(大人になった時のことを考えています。いぶき学院は一生涯成長できる人間なってらいたいと考えているからです。)

 中学3年生では、高校入試の仕組みや自分に合った高校を選ぶことについて伝えます。

 ここでも決して「勉強しなさい」とは一切言いません。

 説明会や個人面談、授業や日々の会話の中で子供たちに寄り添っていきます。

 常に目的と理由を考える癖をつけ、その時に応じた目標を持たせているのです。

 そうすると、自分から目標をもって勉強をしていく子が増えていくことになります。

 それが結果、つまり最高成績と最高学力につながるのです。


 中1,2年生の時に、学校の試験で得点を取らせるための指導を目的としてしまうと、教わらないとできない子になってしまいます。

 考えることよりもテクニックや解法(公式)の暗記の学習となるからです。

 中学1,2年生の時に、学校の試験の出来不出来で褒めたり叱ったりしていると、どんな手段でもいいから得点を取ろうとする子になってしまいます。

 喜ばせることや叱られないことが、最大の目的となってしまい、その場の結果だけを意識するようになってしまいます。

 誰でも大人になって「子供の時の結果より、社会に出た時の結果が大切」であることに気付きます。

 どんなに学力が高くても、言われたことしかやれない(言われないとやらない)人がいると思います。

 それは彼らが悪いのではありません。

 むしろ一生懸命に生きてきた人、頑張って努力してきた人かもしれません。

 1つのことを知ることで、誰も解らないことを解き明かす人間、1つの学びから多くの事を創造できる人間になれれば良いのですが、結果を急ぐあまり考えるよりも暗記に頼るようになってしまうのです。


 ただ、親としては学校の試験の点数や成績が気になるのは当然の事であり、悪いと不安になるのも当たり前です。

 出来るならば、いつも満点で、オール5でいて欲しいと願うはずです。

 しかし、そうなったとしても、いつ成績が下がるのかと心配は尽きないでしょう。


 私は、遠い遠い先を見て、現在この時に大切なことは何かを見極めることであると思います。

 今の結果は将来の結果につながるとは限りません。

 今の結果に執着することが子供の可能性を奪うことにもなります。

 「結果に囚われず、褒めず、叱らず」を私はしていきたいです。

 目的を常に持つこと、
 目標を設定して、それを達成するためにどうしたらいいか考えて実行すること、
 実行した結果を受け入れて次にからどうすればいいか考えて、一歩前に出ることが出来る子を育てたいです。

 「どうして」と「なぜ」を意識して、そのことから新ししいことを想像できる力を育みたいです。

 今の結果を気にしすぎると、子供の可能性を奪ってしまうことになるかもしれません。

 遠い先を見て、今は結果よりも人間的なすそ野を広げること、すそ野が広がれば自ずと高く積み上がり、今までと違った景色が見られるはずです。



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