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 いつから高校受験の勉強を始めるか②:志望校の決定 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

【志望校(受験校)の決定】

 中学入学時(品川区では7年生開始時)に志望校を決めておくことは問題有りませんし、いぶき学院の塾生でも最初から行きたい高校を目指して合格した子もおりますのでむしろ良いことかと思います。

 しかし、高校のことを良くわからない状況で志望校を決めることはできません。


 内申点が合否に関係のない私立トップ校を志望する場合は別です。なるべく早い時期に志望校を決めて受験勉強に取り掛かることです。

 その場合、学習塾では中学校での授業よりかなりハイレベルでかなり速いペースで学習を進めます。内容も進度も中学校に合わせず定期試験の対策も行いません。

 しかし、そのような学習が必要な子は全体から見ると僅かであることは間違いのないところです。


 受験校の最終決定は中3の12月となりますので、中1、中2の間は高校の説明会や行事に参加して色々な高校があることを確認し、将来のことも考えて高校でどんなことをやりたいのか、どんな生活を送りたいのか、その先の進学も含めて考えてみることで充分ではないかと思います。


 高校受験は中学受験とは異なり、本人の意思がかなり反映される志望校選びとなります。親から見るとまだ頼りない子が将来を夢見て、高校生活を考え選ぶことになりますが、大人(親・中学・塾・高校の先生)のアドバイスや先輩の話などを参考にして自分で決めて受験することは子供たちの成長につながるはずです。


 中3の夏休みに中学校から、学校説明会へ行くように言われることが多くなっています。それでも行かない子は行きません。つまり、中3の7月の時点で半ば半強制的に促されないと説明会へ行かない。

 夏が明けても行かなくて、行きたい高校ではなく入れる高校を選ぶことになってしまう子がいるということです。


まとめ・・・中1,2年で志望校をいくつか考えておくことは良いことです。それが目標となり学力や内申点アップにつながるからです。そして、少なくとも中3の夏を過ぎて志望校が全然解らないという状況は、受験勉強にも差し支えますので避けるべきです。内申点が高校受験に関わるとお話ししましたが、1学期の内申点(2期生の中学でも最近7月に仮の内申点を出してくれている)が出た段階(7月から)で、頑張って合格できる高校の説明会や相談会に行き志望校を選んでいくことをお勧めします。


つづく




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