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誰も知らないところで頑張る [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 誰でも人の目は気になるもので、人が見ている時と見ていない時では多少態度(行動)が変わるのではないかと思います。

 しかし、ここまで変わるのかと思う人も少なくありません。強い人(権力者・偉い人・上司)に対してはペコペコ頭を下げていて、弱い人(部下)の前では偉そうにする人を何人も見てきました。

 態度が変わる人は他人を信じられない傾向にある気がします。自分自身に裏表があるわけですから、他人にも裏表があると思っている気がします。ですから権力(地位・役職)にしがみついたり、自分にとって害がなく言う事を聞いてくれる人を周りに置いたりするのだと勝手に解釈しています。

 さて受験生ですが、勉強している振りをして現実から逃げている受験生はいませんか?

 言い訳をしてその場を凌ぎ、人が見ている時はやっている振りをして、いつしか不合格になった時の言い訳を考えている。

 受験勉強が大変だから、別のことを始めたり、勉強をしないで済む理由(用事・病気など)をつくって、勉強をしたくてもできないかわいそうな受験生を演じたりする人もいます。今のままでは合格できないと思われる学校を受験することを「挑戦」と美化し、不合格の言い訳にしようとしている自分に気がつかない人もいると思います。戦いに勝つには逃げる勇気も必要なのです。

 受験は本気で合格しようと思わないと合格できません。何としてでも合格しようと思えば、人の目は気にならなくなり、言い訳も必要ありません。

 人が見ていないところ、誰も知らないところで、どれだけ頑張れるかが大きなポイントです。

 自分自身との闘いに勝ち抜いた人達の中から合格者が出ます。やり抜いた受験生がたとえ不合格となっても言い訳はいりませんよね。人として合格なんですから。


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