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反応するな、行動せよ!「叱らない」 [★親学・子育て 「親子のコミュニケーション」]

 子のテストの答案を見て怒らないでください。

 成績表を見て叱らないでください。

 成績が悪いから怒るというケースでは、成績が悪いというのは親がそう思っているだけで、子は精一杯頑張って満足しているかもしれません。

 逆に、テストの点数が95点の時は褒めますか、叱りますか?

 もし、褒めたとしても、子は100点を逃したと満足していないかもしれません。

 従って、親の基準で褒めたり叱ったりすることは、子のきもちを汲み取っていないかもしれません。


 「なんだ!この点数は」と叱ると、「私より点数が悪い人がまだいる」と言い返す子がいますが、そんなことを言われると腹が立ちますよね。

 「他人は他人よ」


 それと同様に「私は中学生の時に、こんな点数を取ったことはない」とか「お兄さんは良くできたのに」と他人と比べる叱り方では、子は腹が立ちます。

 「お母さんと私は違う」

 従って、他の人と比べて叱ることは逆効果となります。


 結果は今後のために活かすものです。

 テストの結果については子に聞いてみてください。

 「どう思った」と。


 親「どう思った」
 子「問題量が多くて、最後まで終わらなかった。最後の方に出来る問題があったのに失敗した」
 親「今度はどうしようと思う」
 子「テストを始める時に問題を全部見て、出来るところから始めようと思う」
 親「わかった。今度はそうするのね。そしてどうなったか聞かせてね」

 問題意識がある子は、自分でどうして上手くいかなかったかに気づいていて、次はどうすればいいか解っているものです。

 成績が悪くても親は叱らず、子の話を聞き、考えを受け止めて、自分で決めた事を実行するよう背中を押してあげれば良いのです。「あなたなら出来るよ」と。
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