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教育の力 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 子供は何かやらかします。

 水をこぼしたり、大切な書類を汚したり、物を壊したりもします。

 時には、兄弟や他人を傷つけたりすることも有るでしょう。

 そんな時、我々はどのように接するべきでしょうか?

 これは、非常に悩ましい問題です。

 仮に、他人を傷つけてしまった場合ですが、いかなる理由があってもこれは犯罪です。

 従って、110番通報して補導してもらうことが正しい対応かもしれません。

 しかし、その悪質性や被害の大きさ等の条件次第ではありますが、補導された子(加害者)も被害者も、110番された時の気持ちはいかがなものでしょう。

 教育に携わる私は、子供が何かをやらかした時は、まず安全第一、安全の確認。次に他人に迷惑をかけていないか、周りの人への配慮。そして、その後の対応は子供の未来の可能性を無くさないことが大切だと考えています。

 子供たちは千差万別、家庭環境、生い立ち、性格が異なります。

 子供の問題ですが、未成年なら保護者が関わり、保護者も千差万別で、考え方、価値観も異なりますから、仲裁に入るとした場合にはありとあらゆるファクターを考えて、最善を尽くすしかありません。


 一つ間違うと、その子の可能性を奪うような結末になることも考えられるからです。

 犯人を特定して捕まえ罰することは、間違いなく正しいことで必要なことだと思います。

 しかし、教育では何かをやらかした子供を捕まえて罰することは、正しいとは限りません。

 何故なら、常に大切にしていることは子供の未来の活躍だからです。

 将来、人に迷惑をかけたり、私利私欲の為に生きたりするのではなく、人を助けて社会に貢献する人間になって欲しいからです。

 何かやらかすのが子供です。

 時には、充分な取り調べと厳しい罰則が必要な時もあるでしょう。

 解ってあげて、優しい言葉をかけることが有効な時もあるでしょう。

 少なくとも、子供たちがやらかしたことを未来の糧として、自分を変え成長して言ってくれれば嬉しいです。

 教育には人を変える力があります。


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