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人が伸びる条件「答えを出そうとしない」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 途中式を書くということは、答えを急がないことになる。

 答えを急がないことは良く考えることにつながると思う。

 学力が伸びない原因として、「答えを出そうとする」ことが少なくない。

 答えを出そうとすると、どうしても「なぜ、何」が疎かになる。

 答えを出そうとすると、問題を理解しようとしないでやり方や公式に固執する。

 問題を理解しようとすること、理由を考えることでしか学力は付かないにもかかわらず、「答えが出ればいい」と思ってしまう。

 やり方や公式に固執するから、応用力が無くなる。

 学校の宿題は、もっとひどいケースがある。

 それは、「終わればいい」だ。

 「終わればいい」より少しマシなのが、「答えが出ればいい」ではあるのだが、それでは学力は付かない。

 従って、「答えを出そうとしない」ことが大切である。

 答えを出そうとしないことで、良く読んで(見て)、原因を考え、理由を考える方向に意識を変えていく。

 実は1番大切なのは見る事、つまり観察力だ。

 観察が疎かになると、分析(なぜ、どうして)ができないので、問題解決には至らない。

 まず、子供たちを「答えをだそうとしない」ように促したいものだ。

 大人でも同様に、目の前の答え(正解)を追い求めるために、そこは何とかなっても、次からはどうにもならなくなったり、応用して対処できなかったりする。

 「失敗は成功の母」であり、いつも胡麻化して正解を作っていくことをしていては、未来を創ることはできない。

遠い先を見て、そこでの成功なり、夢の実現を考えて、今を生きることだ。

それが成長につながると思う。


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