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OKKは異質な集まり [◆学習塾 「活動と学習塾団体」]

 大井町から教育を考える会(OKK)は6塾、28校、3企業団体、5個人の集まりです。

 9/5に秋期定例会を開催、11/3の「教育講演会&私立中高合同相談会」の実行委員会も行いました。

 学習塾団体の活動に携わっている私から見て、OKKは異質な集まりであることは間違いありません。


 学習塾と私立中高の関係は、学習塾側から私立中高に生徒を送り込む関係です。

 私立中高は学習塾に学校の情報を知らせます。

 知らせる方法は、学習塾対象の学校説明会(塾説)、DM、学習塾訪問などです。

 我々、学習塾はそれらから情報を得て進路指導に活用したり、いただいた資料を塾生に配ったりします。

 特に進路指導では、その子に合った私立中高を勧めることになります。

 子供たちは学校のことを良く知りませんから、我々の情報は役に立ち「塾の先生に勧められた」ということで受験校を決定する子は少なくありません。

 逆に「この学校はやめた方がいいよ」と伝えると、子供たちは、その学校を受験することはまずありません。

 従って、私立中高は学習塾に「気に入られよう」とまでは無いと思いますが、少なくともご機嫌を損ねたくはないと思います。

 また、学習塾も私立中高に塾生を合格させたいと思えば、入試情報や推薦の基準などの情報を得たいので、私立中高との関係を大切にしたいものです。

 学習塾団体の多くは、私立中高を賛助会員として登録し関係を築いていこうとしています。

 そして、イベント開催時の懇親会で、学習塾と私立中高が飲食をします。

 学習塾主催の新年会や忘年会へ、多くの私立中高が参加することも有ります。

 しかし、近年は学習塾団体主催行事への私立中高の参加が減少傾向です。

 原因は定かではありませんが、関係性の変化、コロナの影響で懇親会が中断されたこと、働き方改革で学校の先生方の休日出勤が難しくなったことなどが考えられます。


 ところが、OKKでは会員(※1)の私立中高は減少傾向ではなく、少しずつ増加しています。

 そして、大井町近隣の私立中学でOKKの会員になっていない学校があまりないところまで来ました。

 毎年11/3に開催する合同相談会も全校参加となり、その後の慰労会(※2)は、ほとんどの学校が参加し、大変盛り上がる会となります。

 慰労会だけではなく、皆さんと飲食をしますが本当に楽しく感じる会(※3)です。


 それは、損得勘定、私利私欲が全くないからだと思います。

 学習塾の塾長、私立中高の校長先生、教頭先生、校長補佐の先生、広報部長(主任)、会社の社長さんも、役職のない先生方も気兼ねなく会話できます。

 ずっとずっと一緒にいられる仲間です。


 色々と話を聞いていると、学習塾も私立中高も課題が多くあると感じます。

 私は仲間と共に、OKKを発展させ子供たちの未来のために貢献できればと考えています。

 ※1:賛助会員ではなく、共に会を構成していく仲間であるため、学習塾も私立中高も同等の会員としている。
 ※2:懇親会というネーミングにしていないのは、合同相談会で頑張った仲間を慰労する会だからです。
 ※3:Kさんの小屋に集まったり、F先生がお店を探して予約をしてくれたりしています。



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