SSブログ

終わらせることが目的?「夏休みの宿題」 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 夏休みもお盆を迎えると半分が過ぎます。子供たちにとっては、夏休みの宿題の進み具合が気になる時期となります。

 ところで、そもそも夏休みの宿題は何故あるのでしょうか?

 学力を伸ばすため…これは正しいと思います。

 しかし、量と質がそれに見合わないと、その目的は果たせません。

 勉強をさせるため…それが何に結びつくかが問題です。

 遊ばせないため…「ゲームばかりやっているから、それよりはマシ」という考えありますが、それな
らば勉強以外のことで良いと思います。色々な遊びや体験からの学びは夏休みしかできません。

 親を安心させるため…子供が勉強しているのを見て安心する人もいるでしょう。しかし、それは親のために勉強をさせているだけで、子供にとっては辛いだけです。

 成績に加点するため。(成績から減点するため)…学校の先生のお考えがあるので、それを尊重したいのですが、実際にそのように言われて宿題をやる子供達を見ていて、私はそこに意味を見出すことが難しいです。

 形式上、慣例、通例…考え直した方が良いと思います。

 好き勝手な事を書いてしまいましたが、少なくとも夏休みの宿題が、終わらせることが目的となっているのなら改善する必要があると思います。

 本来、宿題は子供たちのためであるにもかかわらず、先生のためや親のためになっているとしたら、おかしなことです。

 夏休みに1学期の学習を復習して、定着させることを目的とするならばOKと思います。
 
 特に、学習塾に通わない子にとっては、復習をする機会が必要です。

 従って、全く宿題を出さないということではなく、必要な宿題、子供たちのためになる宿題を出す。

 そして、やらなくてもお咎めが無いのが良いかと思うのです。

 夏休みの間に勉強すると役に立つことを提案して、それを子供たちがやり、やらなくても先生は叱らないし成績にも入れない。

 理科の自由研究、読書感想文、税金の作文などは嫌な子も多いかもしれません。

 しかし、それらはワクワクすることかもしれませんし、やり終わったら達成感があるものです。

 強制的という感じではなく、自主的にやる雰囲気をつくることができれば良いなぁと思います。

 そして、先生が頑張って良い宿題を出し、良い雰囲気づくりをしても、子供たちが宿題をため込むと、終わらせることが目的になってしまいます。

 本当に子供たちのためになる、夏休みの宿題で有って欲しいものです。

 残りの期間で自分のための宿題となるように、今からでも余裕を持って宿題ができれば良いと思います。


コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。