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理科社会の勉強でやってはいけないこと [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 理科や社会は「暗記教科」と考えている方もいらっしゃると思いますが、それは大きな間違いです。

 もし暗記教科、つまり覚えればできるということならば、学校の先生や大学の教授は、その教科を全て暗記していることになります。

 どんなに難しい問題でも解くことが出来るとしたならば、その問題について暗記していることになります。

 しかし、それは無理なことです。

 逆に暗記していないから、初見の問題も解けるのです。

 従って、理科社会の無駄な学習法ですが、

 
 ①教科書の太字の単語を覚える学習。

 これは言葉を覚えても、それが何なのかわからなければ答えられないからです。

 テストの後で白紙の解答欄を見て、「知ってたのに」となるのが関の山です。

 太字の単語は覚えるのではなく、それを使って説明できるようにすること、それを使って理解できるようにすることが大切です。

 
 ②問題を解いて間違った問題の答えを覚える学習。これも答えを覚えても何も役に立たないからです。

 何も勉強をしないまま、問題集を解くとほとんどできずに赤ペンで答えを書くだけになります。

 それを覚えることは全く無駄です。

 もっとまずいのは、初めから赤ペンで書いて、赤のシートでそれを丸暗記していく学習です。

 試験でそっくりそのまま出題されれば、得点は取れるかもしれませんが、たとえその試験で得点が取れたとしても、模擬テストや入試には歯が立ちません。

 問題演習は最終チェックのためや、学力をつけるために行うものです。

 従って、問題を解く前に学習をして、問題を解くときにはほとんど解ける状況をつくることです。


 では、効果的な理科社会の学習はと言うと。

 私のお勧めは、ノートまとめです。

 自分で教科書、学校のノート、そして簡単な参考書を準備して、それらを自分の言葉でまとめていくのです。

 そして、まとめたノートを見ないで説明できるようにしていきます。

 問題演習はその後です。


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