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学力をつけるために必要なこと(2) [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 学力とは学ぶ力であり、学ぶ力がつくと継続的に勉強ができるようになり、成績や偏差値も高い水準で安定します。そして、学ぶ力がつくと人間力がついていくことになります。

 今回は、叱ることと褒美についてですが、これらも避けなければなりません。


 勉強する理由が、「お母さんに叱られるから」だとしたら、その子は、叱られないと勉強をしない人間になっていきます。

 そうなると、叱られなければやっていいという発想にもつながり、大人になって物事を自分自身で判断しなければならない時に、善悪や人の迷惑などによる判断ではなく、罰則を受けないという理由で判断するかもしれません。

 子供は叱られ続けると、叱られるのが嫌で叱られないためにどうすればいいかが、行動の判断基準となります。

 人のためとか社会のためとかではなく、叱られないように、罰則を受けないためにという行動になります。

 その行動は結果的に自分のためになりません。

 子供を叱る場合は次の3つだけです。

 〔危険・迷惑・法律違反〕

 それ以外は原則として、見守ることしか親にはできないのです。


 勉強する理由が、「お父さんにゲームを買ってもらえるから」だとしたら、その子はご褒美をもらえないと勉強をしない人間になっていきます。

 勉強をしてよい結果を出したときに褒美をもらえるとしたら、褒美を常に要求する子になっていきます。

 「褒美をあげる」と言った時は一生懸命にやりますが、褒美がもらえないと勉強をしなくなります。

 勉強をし続けさせるためには、褒美を出し続けることになりますが、それはいつまでも続くものではありません。

 社会に出て結果を出せば報酬を得ることができます。

 従って、報酬という褒美をもらうために結果を出そうとすることは現実としてあることです。

 報酬をもらうことは自分の生活を維持するために必要なことで、報酬を得ることで自分や家族の幸せにも繋がっていきます。

 しかし、勉強に褒美は必要なものではなく、褒美をもらうためではなく自分のためになるからやるものです。

 続く



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