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内発的動機と勤務年数 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 個別指導の先生は殆ど大学生です。

 いぶき学院の先生も大学生が多くいます。

 では、大学生の講師はどのくらいの年数勤務するのでしょうか?

 調査したことが無いので確かなことは言えませんが、1年くらいで辞める人も多いと聞きます。


 いぶき学院の先生については正確にお伝えすることができます。

 この5年間の先生の勤務年数の平均は3.9年となります。

 現在の先生方の半数は3年以上の勤務です。

 大学院迄行く先生が増えていることも有り、勤務年数が長くなっています。事情があり1,2年で辞める先生も実際にいるのですが、それでも平均継続勤務年数は3.9年なのです。

 つまり殆どの先生は大学在学中、いぶき学院で働いてくれています。

 どうして長く働いてくれるのかと考えてみたのですが、“内発的動機”が先生方にあるという結論にたどり着きました。

 つまり、働く動機が金銭よりも、自分を成長させたいとか、子供たちを良くしたいということが強いと思うのです。

 今年の新しい先生たちも「自分を高めたい」、「いぶきで子供達を教えたい」と言っています。

 採用に至るまでに、待遇や給与の話は出てきません。

 待遇や給与の話は最後なのです。

 働くときには、時給がいくら、交通費がいくらと言うところから、働く学習塾を選ぶ人が普通かもしれませんが、実は今働いている、いぶき学院の先生たちは全員、待遇は後回しで「働きたい」と言ってくれた人たちなのです。


 最近働きたいと言ってきた大学生で、最初に時給を聞いてきた人がいましたが、「安い」と言って、正式な応募に至りませんでした。

 我々としても、どんな学習塾かを聞く前に時給だけで判断する人に、塾生の指導をさせるわけにはいきませんので、全く未練は有りませんでした。

 ただ、余計なお世話なのですが、その人は凄く上位の大学生で・・・。


 10年以上前に働いてくれていた先生のことです。

 ウェブ上の求人できたのですが、勿論そこには、待遇とどんな学習塾かが掲載されており、それを見て応募してきました。

 続けて2人応募があり、採用面接の時に2人とも、「それならば、是非働かせてください」と態度が一変したことを覚えています。

 2人とも、軽い気持ちで応募してきたようでしたが、いぶき学院の目指していること、やっていること等を話していくと、凄くやる気になり「是非」と言い出したのです。

 2人は大学在籍中、いぶき学院で働いてくれました。

 1人は6年間、もう1人は4年間で今も時々いぶき学院にやってきます。


 “内発的動機”によるやる気は強いです。

 いぶき学院の先生たちには、塾生への配布物、回収物、連絡事項、カリキュラムの作成から、ゴミ出しまで、色々なことを要求し、細かなところまでうるさく言っています。

 しかし、先生たちは良くやってくれています。

 先生たちは自分を伸ばそうとしているからです。

 我々は、先生たちに授業研修以外にも、色々な研修をしています。

 来月から1人ずつ、自分を見つめ直すためのスピーチをすることになっています。

 又、外部研修にも行ってもらいます。

 “内発的動機”をこれからも重視していくことで、先生方も塾生も成長してもらいます。



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