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病気なったら病院へ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 歳をとると、体中のあちこちの調子が悪くなってくるもので、若い頃は病気とか無縁であると思っていた私も今では複数の病院に通うようになってしまいました。

 健康に自信があった頃、暴飲暴食で睡眠もろくに取らず不規則な生活を続けていたら、調子が悪くなりました。

 気づいたら通院をしなければいけない体になっていました。

 「病気になったら病院へ行けばいい」と考えずに、どうして「病気にならないように」と考えなかったのかと思っても後の祭りです。


 勉強も同じで、「勉強が解らなくなったら学習塾へ行けばいい」と思った時は状況があまりよくないかもしれません。

 風邪は引き始めが肝心であると同様に、勉強も解らなくなり始めたと思うか思わないかの時に、治療することが大切であると思います。


 よくあるケースで、「合格したら少し休んで、解らなくなったら学習塾に行く」というのは、学習塾の立場からすると勿体ないと言うか、残念と言うか、悔しいと言うか。

 せっかく合格して、これからと言う時に解らなくなったところから、勉強をやり直すことになるからです。本来ならば、さらに高いレベルで学力を維持して、次の準備ができたのに、解らなくなったことの後始末をすることほど勿体ないことは有りません。

 何となく病気にならない程度で体を胡麻化して生活するのではなく、できれば心身ともに健康状態を高い水準で維持したいと考えたならば、おのずと生活も変わっていきます。

 何となく学校の授業についていければ良いと勉強するのではなく、できれば上位を目指し、次の合格や社会生活を睨んで自分自身を高めたいと考えるならば、おのずと学習に対する姿勢も変わっていきます。


 塾生たちには、何となく学力を維持するのではなく、もっと高い、もっと先の夢を見て、今を過ごして欲しいと考えています。

 話を聞かないこと、基本を疎かにすること、理由を考えず丸暗記すること、言い訳をすること、目的を持たないことが自分自身の成長を妨げていることを理解して、一生涯成長できる人間になるために自分を見つめ変えていって欲しいと思います。

 子供たちの可能性は無限であるはずだからです。


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