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理科の学習法 第2回 「丸暗記しない」 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 人は意味の無いコトは覚えられない。
 だから覚える時は意味づけをして覚えるのです。
 「水兵リーペ・・・」と元素の周期表を覚えたりします。

 覚えない学習をすると言っても、理解するために最低限覚えるべきことは有るのです。

 ここで大切なのは、点数を取るために覚えるのではなく、“理解するため”に覚えるとうことです。

 意味のないモノを丸暗記したら、次から次へと忘れていくだけです。時間と労力がかかるだけで、その時だけの得点と言う結果を残して消え去っていくのが丸暗記の学習です。

 私は「忘れる」と言う言葉はあまり使いません。なぜなら覚えていないからです。覚えようとして一瞬記憶したと思ったけれど言葉に出てこない。そうすると「忘れた」という事になるのです。

 したがって、“忘れない一番のコツは覚えないこと”なのです。これは何十年も前から塾生や保護者様に話していることです。

 覚えなければ忘れません。そもそも、忘れることが無いのですから忘れようにも忘れられません。

 では覚えない学習法に変わる学習法ですが、それは理解する学習法です。

 理解していると、同じことを説明するのに、別の言葉で説明できます。いろいろな切り口から説明できたり、具体例を挙げたりすることもできるはずです。

 私の授業も同じ学年で同じ単元であっても、全く同じ授業にはなりません。それは、覚えていないからという理由が1つあります。そして、塾生の状況によって授業の組み立てや、言葉、板書、例示などを変えるからです。

 みなさんの得意な事、好きな事を他の人に説明する時にそのようになると思います。

 それが理解しているという事だと思うのです。


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