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どうなる高校受験(2) [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 起こると予想できるのは、“内申バブル”です。

 一般入試では学力の確保が難しく特に中堅から上位校を志望している生徒は、偏差値が上がらなければ一般入試での合格が困難となります。

 一般入試が困難となると、学力が合否に関係しない推薦入試に頼らざるを得ません。

 以前、学校が試験までに教科書の学習がギリギリ終わった某中学校は推薦入試をかなり薦めていたことがありました。

 推薦入試で合格するために必要なのは内申(学校の成績)であり、今年は昨年より高めの内申となるかもしれません。

 すると今度は新たな問題が生じます。

 内申点が高いと、都立の一般入試で合格できるのではないかという気持ちになり、自分の学力に合わない学校を受検して不合格となったり、合格後についていけなくなったりすることも心配しています。

 正確な学力(偏差値)を提供してくれていた模擬試験も今年度の会場実施はなくなり、家庭受検と塾受験でどれだけ正確な値が引き出せるかも疑問です。

 今年度の高校受験はどうなるかわかりません。

 受験生の皆さんやご家族の皆さんが一番不安だと思いますが、まず学校の成績はきちんと確保することです。

 そして、私立の入試範囲を調査して早めに備えること。

 私立第一志望ならば推薦入試を活用し、都立第一ならば併願優遇制度を活用して合格できる私立を必ず決めておくこと。

 そして学力を伸ばすための勉強に11月の定期試験が終わったらすぐ切り替えること。

 学校より先に学習を進めること。

 都立の志望校は家庭受検であっても複数回模擬テストを受検して自分の学力を把握して受験校を決定することです。

 学校の先生も今年度は非常に苦労されていると思います。我々学習塾も頑張っています。

 目指すのは子供たちの未来の幸せであることは同様です。共に残りの日々頑張っていきましょう。


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