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学習の遅れを取り戻す① ~本音version~ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

※このコラムは、いぶき学院の「新着情報」に掲載された文に本音を大幅に加筆したものです。言いたい放題となってしまい、学習塾業界から恨まれそうですが、みんなの為になればと考えます。


「学校休校で遅れた学習をどう取り戻すのか」これは極めて大きな問題です。

学校全体が進んでいないから学校に合わせれば大丈夫とは言っていられません。理由は2つあります。学校間格差が大きく開いていることと、個人差が開いていることです。休校中の学習は学校に委ねられていたため、学習(課題)内容が学校によって大きく異なること、学習のさせ方が異なっていたため同じ内容でも学力差が大きくなっていることを休講明けに確認できました。さらに、個人差はかなりついていて、学びを止めずしっかり学習していた子と比べて、うまく学習できなかった子は丸3か月分の学習が遅れていることが理由です。

学習塾の対応によっても個人差が生まれています。課題を出して添削をする。一方通行の映像授業。双方向のオンライン授業。オンライン+質問日を設けるなど様々です。しかも、同じスタイルでも学習塾により差がありました。それらが個人差につながっていると考えられます。

「遅れた学習を取り戻すこと」について受験生は特に深刻です。他学年は時間をかければ少しずつ差を埋めていくことは可能ですが、受験生はそうはいきません。

中学受験生は6か月後に、高校受験も7か月後に私立高校、7か月半で都立高校、大学受験生も約6か月後に共通テストが終わってしまいます。

だからこそ、冷静に現状を把握して分析する必要があります。慌てて学習塾の夏期講習に申し込んで取り返しがつかないことになるかもしれません。いぶき学院の夏期講習や夏期学習についても危険ですので、簡単にお申し込みはしないようにしてください。我々も無責任なことはしたくありません。



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