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映像授業配信準備始めました [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 新型コロナウィルス感染者が再び増加しています。その上「令和2年7月豪雨」により多くの方が被災しています。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 さて、映像授業配信の準備を始めました。塾生限定の配信で単元別のポイントの確認ができるよう1単元10分程度と考えています。

 配信は8月より、中学3年生に対して理科を予定しています。

 そのために先日、5単元ほど授業映像をとりました。

 無編集で撮り直し無しの1発勝負の授業映像です。

 予定では中学生の理科として100本前後となりそうです。ですから、まずは沢山の映像を撮っていこうと思います。一通り授業を取った後にアップグレードしていきます。

 授業の映像化をするにあたり、あらためて思うことは、“理科は暗記教科ではない”ということです。

 全ての事に理由があり、言葉の概念と事象が起きる理由を理解するのが理科という教科です。

 学習の中で出てくる語句を暗記することが理科の勉強と勘違いしている人が少なくないと思いますが、それらの語句を理解するのが理科の勉強なのです。

 残念ながら、インターネットに上がっている理科の授業映像のほとんどは、知識を伝える授業となっています。教科書や参考書の説明をしていたり、語句を覚えさせたり、この時はこうなると念を押したりしています。

 今回は、光や凸レンズの映像を撮りました。「入射角」や「反射角」と言う言葉は大切ではありますが、本当に大切なことそこではありません。「屈折の仕方」ということは大切ですが、「入射角>屈折角」を覚えさせることに意義を見出せません。「全反射」と言う言葉は定期テストに出題されますが、理由が解らなければ役に立ちません。

 LIVE授業では、子供たちの様子や理解度により授業の組み立てを柔軟に変え、切り口や見方を変え、発問をすることで考えさせていくことができます。

 しかし今回は、映像の一発撮りですから端的にポイントを確認していけるように組み立てていきたいです。



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