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コロナに負けるな!4/28 子供の危機「学力の差」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 学校休校が3か月を超えようとしている。夏休み2つ分もあるこの期間の勉強について考えて見ると、勉強を目いっぱいやった者と全くやっていない者の差は如何ともしがたいものがある。

 いぶき学院でも中学3年生は3月から新学年の学習を始め、例年の区立校の6月の定期考査の範囲くらいまで終わっている教科もある。つまり3月から6月分、4か月ほど先を進んでいることになる。全く中学3年生の勉強をしていない生徒がそれに今から追いつけるのだろうか?

 2倍の速さで頑張ったとして1か月に1か月分差を縮められれば、5月から始めて8月の終わりに追いつく計算だが、逃げる方がスピードを緩めなければ逃げ切られてしまうだろう。

 問題は学校が再開となった場合、少なくとも英語と数学は学年の最初、いや全学年の最後から始めるのだが、完全に学習が済んでしまった生徒と初めて学習する生徒が、混在する状況となる。

 そして、当然授業のペースが速くなることから、初めて勉強する子供たちの中にはついていけない者が例年よりも多数出ると予想できる。

 とにかく早く勉強を始めないと手遅れになることは明らかなのだ。多少勉強ができる子であったとしても、習っていないことはできないので成績が下がることにもつながるだろう。

 私もこんなに長く学校休校が続くとは思ってもいなかったので、何とかなるだろうくらいの気でいたが、学校休校による学力の差は限界だと思う。

 こんな小さな学習塾であるが、何とか多くの子供たちを救いたい。


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