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中学校試験対策勉強は何日前から始めればいいのか① [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 いよいよ、中学3年生はこの11月の定期考査(定期試験)をもって、高校入試に関わる成績が確定します。

 いぶき学院でも11月中旬から試験対策期間に入り、学校別の試験対策授業を行いました。

 私は理科と数学の試験勉強を担当していますが、試験対策勉強で近年変わってきていることを痛感しています。

 いぶき学院では試験対策勉強を各教科120分で、学校の範囲に合わせて質問を受けたり、要点をおさらいしたり、問題演習で最終確認を行ったりします。ところが、最近はとても試験範囲の内容の全てを120分の時間で納めようとしても困難になってきています。

 20年ほど前ですと、120分あれば学校の試験範囲の総復習が可能で、それまで全然勉強をせず内容を殆ど理解していない子でも、試験対策だけで高得点を取ることは少なくありませんでした。

 しかし、今は普段勉強をせず解らないところを抱えている子は、範囲全部復習することはできません。平均点なら取れるかもしれませんが、90点以上となると難しいです。

 90点以上取れる子は、殆ど解らないことが無い状態で試験対策を受ける子達です。

 その良い状態で、試験前に細かな点検をして、不安なところを復習し、学校のプリントや問題集の解らないところを解決すると100点か100点近い得点を取ることができています。

 それについては今も昔も変わらないのですが、変わったのは良い状態でない子(普段勉強をしていない子)でも、以前は1回の試験対策で90点~100点を取れたのに、今は難しくなったということです。

 それは何故でしょうか、1番は学習内容(単元)が増えたことと難易度も上がったということです。そして、試験問題でも覚えればできる問題が激減していることも影響しています。いわゆる“一夜漬け”で試験範囲の内容を1日前に暗記してテストを乗り切ることができなくなってきているのです。

 それでは、“一夜漬け”が通用しないとなると、試験の何日前から勉強を始めればいいのでしょうか?

つづく



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