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本物の“やる気” [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 勉強を一生懸命にやっていますか。仕事を一生懸命にやっていますか。

 勉強や仕事に対して“やる気”はありますか。

 人が行動を起こす理由に、お金がもらえるとか、ご褒美(褒められることを含む)がもらえるということがありますが、それは本当に“やる気”を持った行動と言えるでしょうか。

 ボランティア活動はお金をもらえないのに一生懸命にやります。これは本当に“やる気”を持った行動です。

 しかし、内申点に加点がつき受験に有利になるからボランティアをするという人がいますが、受験に有利になるからボランティアをする人は、人を助けると言う事ではなく、ボランティアをやったという事実を得ることが目的となりますので、本来のボランティア精神とは異なります。

 そうなると人が困っていても、自分が得をしなければ助けないと言う事にもなりかねません。ボランティアは無償だからこそ頑張れるのではないでしょうか。

 又、やりたいことや趣味にはお金と時間をかけられるものです。お金を払って大変な思いをしてでも一生懸命になるのが趣味です。そこには“やる気”が確かに存在します。

 お金のために一生懸命になると、お金が入ってくれば“やる気”は終了です。

 ご褒美のために一生懸命になると、ご褒美が入ってくれば“やる気”は終了です。

 受験も同じです。受験が終わると消えてしまう“やる気”は本物とは思えません。

 志望校合格を目標に頑張る事が、結果の如何に関わらず本当の“やる気”体験につながると信じています。


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