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「勉強ができない」からの脱出Ⅳ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 原因その4:わかったつもりになっている

 「答が合っている」、「良い結果が出ている」、「上手く行っている」時ほど危険なときはありませんよね。

 人は事が上手く運ぶと、それが「自分の実力である」とか、それが「継続する」と勘違いすることがあります。

 「上手く行っている」時こそ、その原因を分析する必要があります。その見極めができれば、その後に訪れると予想される停滞や落ち込みを最小限に防ぐことや、さらに上を目指すことができるはずです。しかし、それがわかっていても、できないのが人かもしれません。

 「勉強ができない原因」の答を追うという事と基本を疎かにする事に被ることになりますが、勉強では問題を解いて答が合っていれば別の問題が解けるとか、先々困らないという事にはなりません。

 本当に理解(意味と理由が説明できる)して、簡単な問題を基本通りに解くことが大切です。基本を応用して発展問題を解くわけですから、簡単な問題を疎かにしているようでは勉強ができるようになりません。

 又、わかったつもりになっている人は、相手の話を最後まで聞くことができません。

 会話の途中の「わかった」は、「もうこれ以上あなたの話は聞きたくありません」ということです。親子の会話で多いのではないでしょうか。

 最後まで話を聞かないと相手の真意が解りません。親しい間柄でも互いに話を最後まで聞くこと、相手の考えを解ってあげることができれば、互いに学び成長できるはずです。もちろん、親子の会話ならば親子関係も改善されるはずです。

 最後まで話を聞く事、問題文を最後まで読む事で、解ったつもりにならないようにする事が学力をつけていくことに繋がります。



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