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部活動と勉強の両立④ ~指導者に課せられたもう一つの役割~ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

※部活動と勉強の両立③ ~スポーツの魅力~ の続き


部活動をやっていることを理由に、遅刻や欠席、宿題忘れ、授業中の居眠りが多い子がいた。一番問題だと思ったのは言い訳と言葉づかいと態度の悪さ。他の塾生に迷惑であることを意に介さない。他人に対する感謝の気持ちも感じられない。全て言い訳。

ただ、本当に練習が厳しいことも事実である。朝練があって放課後も練習。土日は練習か試合。その子自身が部活動のスケジュールを変えることはできないので、それに関しては如何ともできないことである。

その子も本当につらいのだ。少なくとも練習が厳しい部活動を継続できている子である。それ自体、素晴らしいことである。勉強もできない子ではない。積極的に取り組むと勉強でも結果を出せる子で、入塾時には「私も頑張れば成績が上がるかな」と前向きだった子で、本当は良い子なのだ。

スケジュール管理は顧問の先生の仕事である。休みもなく朝から晩まで生徒と付き合う先生もご苦労な事であり、私には到底できない。

だから私は何も言えない立場ではあるが、どうしてもその子を見ていると、部活動は何のためにやっているのか疑問に思ってしまう。うまくなること、勝つことが一番大切な事なの。その他のことはどうでもいいの?うまくなるため、勝つために頑張る事で得られる、心の成長が大切じゃないの?

でもその子とって、一生懸命に打ち込めることが部活動である。一生懸命になれることは大切な事である。きっとその子はやり遂げた時に色々な事に気づき、心の成長があると期待する。

続く

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